ある日突然やってくる?!敏感肌
ある日突然、敏感肌になってしまったという方はたくさんいらっしゃいます。
生活環境が変わった方や妊娠を経験された方、ストレスが多くかかっている方など、これまで普通に使っていた化粧品が、突然合わなくなって困った経験をされた方も多いはずです。
元々の体質で肌が弱いという方もいらっしゃいますが、後天的なものなら気持ちと工夫次第で敏感肌が治っていく可能性は高いです。
まず自分の生活環境や習慣を見直しましょう。
家や職場の近くで、排気ガスや工場の煙などを浴びていませんか?
体は正直なので、そういった害のあるものに対抗しようと敏感肌になっていることが考えられます。
それまでは平気であっても、体はもう限界を超えたということになります。
守ろうという防衛本能なので、1番はその環境から出ることですが、無理な場合が多いので、こまめに顔を洗うようにしたり、空気清浄機のある部屋にいるようにしたり、マスクをしたりと工夫して過ごしましょう。
次に食生活です。
添加物の多いものや、薬品が多く使われている食べ物を多く摂取すると敏感肌になる可能性があります。
ハムやソーセージなどの加工肉や、合成着色料が使われている漬物や駄菓子など、それまでは大丈夫であっても、ホルモンの変化や環境の変化と合わさって、体に反応が出るようになっているかもしれません。
なるべく保存料や発色剤、着色料などの添加物が入っている食品の摂取は控えるようにしましょう。
最後に、化粧品の見直しです。
肌が敏感になっているということは、肌からの「何もしてほしくない」というサインでもあります。
化粧品類は、時には肌にとって害であり異物となるので、肌の調子が悪いときこそ使わないようにするのが賢明です。
ちょうど肌断食という方法も流行っていることですし、一旦化粧品類の使用を中止して肌の様子を見てみるのもいいかもしれません。
どうしても乾燥するようなら、肌の皮脂の成分に近いワセリンを薄く塗るようにすると落ち着くことが多いです。
敏感肌の原因は人ぞれぞれなので、何をやっても治らない方、少し何かを変えただけで治った方、さまざまだと思います。
敏感肌用の化粧品類が合う方もいれば、全く合わずに悪化する方もいます。
ひとつの方法が合わなかったからといって、肩を落とさず、きっと他に原因があるという気持ちで敏感肌と付き合っていきましょう。
敏感肌は体からのサインです。